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Carpe Diem

東京都港区六本木4-5-6 南蛮ビルB1
OPEN: 月-金 19:00~翌2:00
    土   19:00~翌1:00

TEL.03-6434-9250

Carpe diem

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はじめまして。Bar Dan改めまして、Bar Carpe diemの山中です。この度、店名を本来あるべき形にし、新たに皆様とともに出発します。

さて、Carpe diem、カルペ・ディエムと読みます。まったく読みにくく、昨今あるSEO対策には全く不向きの店名であり、お客様に覚えていただけるのか?検索されるときにどうするのか?などという矮小な疑問はさておき、この言葉を店名としました。

これは、古代ローマの詩人ホラティウスの歌集1.11からの引用になります。以下に、鈴木一郎氏による訳を拝借します。ホラティウス全集(中古で24,000円!!)のpp309にあります。

 

尋ねるなかれ、知ることは不可能だから、レウコノエ。

天なる神が、君や僕にどういう結末を与えるかは、わからないのだ。

バビロン[1]の占星術にも手を出すな。

ものごとは皆、成り行きに任せるがいい。

ユピテル[2]は多くの冬をもたらしたし、今年の冬もやって来て、テュレニア海[3]に対置する海辺の(軽石)でその波を静めてくれることだろう。

頭を使え。ワインでも絞っているんだ。人生は短い。大きな望みなど捨ててしまった方がいい。

こうして喋っている中(うち)にも容赦無く、時は過ぎて行く。この日を楽しめ[4]。明日の日はどうなることか分からぬから。

 

以下、小生による注釈です。この最終行にある「この日を楽しめ」。これの意訳がよく知られている「その日の花を摘め」になります。一見、退廃的な詩と見えますが、当時流行りの占星術を否定し自然に畏敬の念を示し、現実を直視し酒を嗜んでいるような情景が、小生には思い浮かびます。

 

[1] バビロン バビロンはメソポタミア地方の古代都市。首都はバビロニア。現在のバグダードの南方90km地点。語義は「神の門」。[2] ユピテル ローマ神話の主神。最高位の女神ユーノー(ジュノー・ユノ等)の夫。英語読みでジュピター。ギリシャ神話でのゼウスと同一視。天空の神。転じて気象現象、特に雷を司る神。[3] イタリア半島の西側。ちなみに東側はアドリア海。[4] 原文はcarpe diem。carpe:摘む diem:日。直訳:今日一日の花を摘みとることだ。

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